コクがある

  • 2016.09.23 Friday
  • 11:25

 

今月20日から東京メトロの駅で配付されている「メトロミニッツ Metro min. No.167」に興味深い特集が掲載されていました。

 

「【特集】“コク”って何?」

 

料理の味を説明するときに使われる「コク」ですね。

たしかに甘い、しょっぱい、からいはよく分かるけれど、「コクがある」というのは分かるような分からないような表現です。

 

特集ではフレンチやイタリアン、和食のシェフや日本茶屋さんエスプレッソ屋さんの店主さんなどに、それぞれの「コク」についての解釈などをインタビューしたものが14軒分紹介されていたり、いろいろな国語辞典の「コク」が掲載されていたり、あるいは科学的なアプローチがなされていたり。

 

分かるような分からないような「コク」について、非常に多角的で興味深いアプローチが展開されています。

 

そういえば先日、ビールの「コク」と「キレ」についてリサーチ(?)したこちらの記事も評判になっていましたね

専門家に聞いた!味を表現する「コク」と「キレ」って結局なんなの? |みんなのごはん

http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/bhb/3248

 

 

紅茶でもよく「コクがある」と表現されることがあります。特にミルクティー向きの紅茶でいわれることが多いですね。

もちろん犬猫紅茶店にもコクのあるオススメの紅茶はあります。

 

それが「犬」

まろやかブレンド(犬)ティーバッグ20コ入り

 

いつもお客様に紹介するときには、

「かわいい犬のようにすごく人なつっこい紅茶ですよ」

なんて言ったりしていますが、このブレンドは深みのある複雑な、ちょっと重たい旨味が強く感じられつつ、渋みや苦みといった角のある味が目立つことはありません。ミルクティーにしても、紅茶の強さを残しつつ、口当たりがとてもマイルドになる(←この辺が「人なつっこい」)、まさに「コクがあって」とてもバランスの良い紅茶なんです。

 

 

考えてみれば「コク」という感覚は不思議な感覚です。ちょっと辞書をひいてみたり、ネットを検索してみたりしましたが、英語に訳すとすれば、文脈に即してtasty や rich good sovory などさまざまな形容詞を使い分けなければならず、ずいぶん難しいようです(中国語など日本に近い地域の言葉なら、訳に挑戦している人たちもだいたい同じ言葉を選んでいるようでした)。

 

紅茶を販売するようになって、味を言葉にしなければならない機会がグンと増え、悪戦苦闘する毎日ですが、こうしてあらためて「コク」ってなんだろう? なんて考えてみるのも楽しいですね。

 

冒頭の「メトロミニッツ No.167」は都内の東京メトロの52駅160台のスタンドで配付されているフリーマガジンです。毎月20日から配付を開始して、なくなってしまえば配付終了のようですので、興味のある方はどこかの駅で探してみてください。

 

リッツとルヴァンを食べ比べて合う紅茶を考えてみた

  • 2016.09.22 Thursday
  • 17:06

いきなり結論を書いてしまえば、結構違うんでビックリでした。

なんのことかといえば「リッツ」と「ルヴァン」です。

 

 

リッツといえばクラッカー。クラッカーといえばリッツ

そのぐらいの存在感だと思うんです。リッツ。

リッツパーティーをしたことはなくても、リッツを食べたことがないという人は少数派なのではないでしょうか。

私たちの暮らしに浸透し、日本に馴染んできたリッツ。

 

これまでヤマザキナビスコが製造販売してきましたが、8月いっぱいで山崎製パンとナビスコ社のライセンス契約が切れたことで、今月(2016年9月)からモンテリーズ・ジャパンが販売を行っています。製造場所もこれまでの日本国内からインドネシアへと移ってしまいました。

一方、山崎製パンは新しくヤマザキナビスコをヤマザキビスケットに社名変更。リッツに変わるクラッカー「ルヴァン」を発売しました。

 

P9153643.JPG

 

そこで、新しい「リッツ」と「ルヴァン」

どのぐらい同じでどのぐらい違うのか食べ比べをしてみました。

感想は冒頭に記したとおり、「結構違う」です。

 

どこが違う?

 

【形】

見たまんまですが、リッツは丸くて、ルヴァンは四角い。

というだけではなく、手に持ってみるとリッツの方が薄く感じます。ルヴァンはリッツに比べるとやや厚みがあります。

 

【食感】

リッツは見た目通りの薄さ、そして幾層に重なった生地一つひとつの薄さが感じられる軽快な食感で、サクッというより、パリッとしたといった方がふさわしいような切れ味です。

一方ルヴァンはまさにサクッとした感じ。リッツをかじった後だと余計にしっかりとした印象が残ります。この二つの比較の中でいえば、ちょっと重たさがある感じです。

 

【味】

リッツは塩が強調されたしょっぱさ。カナッペ(クラッカーにチーズとか乗せるあれ)として楽しむ感覚からすれば、このぐらい塩っ気がある方がバランスが良いのかもしれません。

それに対してルヴァンはバター香が強いのが印象的です。そしてそのバターの向こうに小麦の甘み、旨み。クラッカーはクラッカーなのですが、軽い感覚のビスケットに少し近づいている感じがします。

 

個人的な印象ですが、カナッペにするなら「リッツ」の方がフィリングの味わいを邪魔せず「良い土台」になるような気がしますし、ビスケット的にそれ単体で楽しむなら「ルヴァン」の方がお菓子的味わいが強いように感じました。

 

どんな紅茶が合う?

 

バターの風味が感じられ、味に奥行きがある「ルヴァン」には「犬(まろやかブレンド)」のコクがピッタリです。ストレートでも相性抜群ですが、ミルクティーにしてもらえれば、それはそれはもう……。バターのコク、小麦の風味、かすかな塩気、それらがまろやかでやさしい「犬ミルク」と絡み合い、口の中にはやさしい味わいと旨みが広がります。

 

P9153650.JPG

 

一方の「リッツ」には「鯨(おおらかブレンド)」がよく合います。強い塩気とパリッとした口当たりを、お茶の旨味で包み込むような鯨のおおらかさ! 「猫(すっきりブレンド)」でも相性は良いものの、鯨のやさしい味わいが「リッツ」の切れ味とほどよく補い合い、紅茶とリッツ、どちらも止まらなくなるかもしれません。

 

P9153657.JPG

 

 

アイスアールグレイを楽しもう

  • 2016.05.14 Saturday
  • 21:42
最近の東京は少しずつ空気がジメジメとして、ちょっとずつちょっとずつ暑い季節が近づいてきたのかなという感じが強くなってきました。

こんな季節は熱い紅茶もいいけれど、アイスティーでスッキリとしたいもの。
アールグレイブレンドは香りがしっかりしているフレーバードティーなので、アイスティーで飲んでも柑橘系のさわやかな香りを存分に楽しむことができます。



写真のアイスアールグレイは、
1.120ccのお湯をしっかり沸かし
2.アールグレイブレンドの茶葉を3gいれて、
3.3分間、フタをして蒸らし
4.氷を詰めたグラスに注いで
いれたもの。

茶葉の旨味をしっかりと楽しめつつも、さわやかな柑橘のみずみずしさも同時に楽しめるのが犬猫紅茶店のアールグレイブレンドの特徴です。



コンビニで同じく柑橘なポッキーを見かけたので、合わせてみたら、口の中が果樹園になったような爽快感。
暑い季節にはすごくうれしい組み合わせでした。

アールグレイブレンド以外のブレンドも、アイスティーにすると違ったおいしさを楽しんでもらえるブレンド揃いです。
これからの季節、熱い紅茶といっしょに、ぜひアイスティーも楽しんでみてください!

犬猫紅茶店のアールグレイブレンド
口当たりの良い紅茶にベルガモットオレンジやライム、レモンなど柑橘系の香りをつけた爽やかなブレンドです。

フレッシュな柑橘の香味が紅茶の旨味をグンと引き立てます。ベースになる紅茶らしい旨味を持ちつつ、すっきりした風味のブレンドなので、軽やかな飲み口に華やかな香り、そしてしっかりした旨味。カップ一杯の紅茶で華やかな世界をお楽しみいただけます。

お花見に(ちょっと工夫した)紅茶を持って参加してきました。長時間保温するいれ方ならこれ

  • 2016.04.03 Sunday
  • 22:15
代々木公園のお花見にお呼ばれして、合計で4.5リットルぐらいの紅茶(猫、鯨、アールグレイ)を持参し参加してきました。



紅茶をたくさん用意しなくちゃなので、事前に作戦を検討。アールグレイは常温提供だったので、普通に水出しでいれてポットに入れるとして、問題は猫と鯨。現地では火が使えないので、その場でお湯を沸かしていれることはできません。
けれど、4〜5時間もの花見のあいだ、ずっと保温状態に置いておくと、どんどん経時的にエグみやクスみが増して飲みづらくなってしまいます。

ということで、猫と鯨は水出し抽出後、加温。そして保温ビンに詰めて提供というスタイルにしました。
水出し紅茶を温めたお茶だと、多少味は軽くなってしまいますが、冷めた時の劣化が抑えられるんですよね。

花見の最中、皆さんに飲んでもらいつつ、ちょこちょこ味をチェックしてたけど、うん、大丈夫でした! 実際のところ、肌寒かったから「温かい飲み物!」というだけで猫も鯨も結構喜んでいただけて、2〜3時間ぐらいでなくなっちゃったんですど、劣化対策はばっちりでした。

ちなみに水出しのレシピは、水道水(シーガルフォー透過)1.8リットルに茶葉20g。常温8時間抽出で、ちょっとしっかり目の抽出です。 これからお花見だよという地域の方、紅茶を持って遠出の予定がある方、猫も鯨もおいしく長時間キープできますので、ぜひ参考にしてみてください!!

大空と紅茶

  • 2016.03.29 Tuesday
  • 12:47
外で飲む紅茶っておいしいですよね。飲んだことないですか?
大空の下で飲む紅茶は、同じ紅茶でもテーブルについて飲むのとはまた違った味わいでおいしいんですよ。これからの季節だとお花見しながらの紅茶も最高です。

ただ、最近は公園での火器使用がすごく厳しいですから、実際問題、外で紅茶をいれるのはむずかしいんですよね。
東京のオフィシャルな空間で紅茶をいれようと思うと、公園のバーベキュースペースとかじゃないと無理かもしれません。
ん〜〜〜残念。
なので、お花見には室内でいれた紅茶を保温びんに入れて持っていきましょう。そうしましょう。

話が逸れました。
空の下で飲む紅茶です。

店主はそれがすごく好きなので、よく晴れた日にはベランダに出て紅茶を飲んだりします。別にお向かいのマンションが見えるだけで、眺めは良くないんですけどね(笑)。

そんな気分を写真で表せたらなあと思い、さっき写真を撮ってみたんですが、むずかしいですね。



紅茶って、基本的にカップの中に入っていますから、上から撮らなきゃ写らない。
空は、基本的に(当たり前ですが)頭上に広がっていますから、下から撮らなきゃ写らない。

うん、いっしょに撮るのは大変だ。

ということで、こんな写真になったのですが、ほんとなら茶液が写れば良かったのになあ。
「鯨(おおらかブレンド)」の雄大な雰囲気と青く澄んだ大空をいっしょにフレームに入れられればかっこいいんですけどね。
これから修行しなくちゃです。



 

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